ヒトデワークスは、昆虫をはじめとするいきものをモチーフに、機械刺しゅうで作品を制作している刺しゅう工房です。
翅やからだの模様、毛並み、光沢、絶妙な色の重なり。
「糸でどこまで表現できるだろう?」
そんなことを考えながら、いきものの姿をじっくり観察し、試行錯誤を重ねて、一針一針、刺しゅうデータを作っています。
一方で、いきものを眺めているうちに膨らんだ空想も、刺しゅうの世界にしています。
オオスカシバ(蛾)がクリームソーダを飲んでいたり、カッパがひょっこり現れたり。そんなちょっと不思議な世界も、イベントでは楽しんでいただいています。
リアルだけれど、身につけたくなる。ちょっとマニアックで、ときどき不思議。
そして、なんだかかわいい。
そんな「いきものって面白い!」という気持ちを詰め込んだ刺しゅうを、ワッペンやトートバッグ、キャップなど、日常で身に着けて楽しめるアイテムに仕立てています。
世の中には「蝶」や「蛾」と大きく括ったモチーフの刺しゅうはあるけれど、「アオスジアゲハ」や「オオスカシバ」のように、種類にまで目を向けたものはなかなか見つからない。
「そういうの作ってほしい」というリクエストから、昆虫の刺しゅうを作り始めました。
調べて、観察して、刺しゅうにしてみる。
そうして作っていくうちに、いきものの色彩や模様、造形の美しさ、そしてその面白さにどんどん引き込まれていきました。
イベントに出展すると、「あの虫が好き」「違うアングルも見てみたい」「こんな刺しゅうキャップがあったらいいな」など、いきもの好きのお客さまとさまざまなお話をする機会も増えました。
そんな会話から新しい視点をもらったり、今まで知らなかったいきものに出会ったりすることも、制作の楽しみのひとつです。
気になるいきものを調べて、また作る。
そして、また新しいいきものの面白さを知る。
そんなことを繰り返しながら、ヒトデワークスのいきものたちは少しずつ増え、今に至ります。
ヒトデワークスの刺しゅうは、オリジナルの刺しゅうデータから制作しています。
同じ色に見える部分にも何色もの糸を重ねたり、刺す方向を変えたり。
いきものらしさを追求しつつ、刺しゅうそのものとしても魅力のあるものになるよう、ひとつひとつ調整しています。
試し縫いした刺しゅうを少し離れて眺めたり、データを拡大して直したり、何度も糸の色を変えてみたり。
そうした作業を繰り返しながら、それぞれのいきものに合った表現を探しています。
オンラインショップだけでなく、昆虫・いきもの関連のイベントを中心に対面販売を行っています。
これまでに、大手町インセクトフェア、浜松町インセクトフェスティバル、アクアリウムバス、博物ふぇすてぃばる!などに出展。
実物の刺しゅうを間近で見ていただいたり、いきものの話をしたり。会場で交わすお客さまとの会話も、新しい作品を考えるきっかけのひとつになっています。
イベントへの出展予定や新作については、Instagramでお知らせしています。
好きないきものを見つけたときの、ちょっと嬉しくなる感じ。
そんな気持ちを、日常の中でも楽しんでもらえたら嬉しいです。
「これ好き!」を、ぜひ探してみてください。
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